クルーを考えるときにそれぞれの立場になって考えてみると、
ひょっとしたらオーナーは、船に乗せてやるんだから手伝って当たり前!なーんて思っているかもしれない?
そしてクルーとなってしまうゲストは、うわーお金持ちの世界、楽しみ!僕が(私が)できることがなにかあればいいなー(でないと、船の上で手持ち無沙汰になってしまうかも!ましてやお金持ちのオーナーの手前好き勝手にはできない遠慮がある)
ちょっと船に乗った経験のある方なら、あの時のことを思い出して経験者として手伝おうと考えるからです。
近からず遠からずでは??
でーも、だからといって船で何をやればいいのかをお互いに理解してないと
なーんだ、使えない!
なーんだ、何をやっていいいのかもわからないのに、そんなにとんがるなよ
と、なりがちではないでしょうか??ひとつの船、お互いに逃げ場はないんですなー。そしてその船、周りからも見られていることをお忘れなく。クルーの技量は船長の技量なんです。その船長(オーナー)が離着岸の時に大声でクルーを怒鳴っているのも見ますが、あれはお互いに不幸!だったら事前にお互いにどうやるかを打ち合わせをすべきなんです。でないと、怒られている方も????、ならばいいですが、二度と海に、船になんか乗るか、なんてね
そして、このなにをやるべきかをお互いに周知すること、ってのは案外難しいのかもしれません。相手を頼りにすると同時に、これくらいはわかるだろうという気持ちがあるからかもしれません。
これが一番問題!
なぜって、船によって、例えばカジキを釣ることのためのクルー、デッキハンドと、サロンクルーザーのクルー、ブルーウオーター派のセイリングボート、レース艇ヨット、スピードボート、それぞれ基礎は一緒なんですが、でも全く違う動きをそれぞれ乗ったことのある船で少なからず教育されていなくても経験しているからなんです。