カジキ釣り


カジキ釣り明日から、日本では最大のカジキ釣り大会
JIBT(Japan International Billfish Tornament)が始まる。
かじき2
かじき釣りというと
「え?日本で釣れるの?!」と言われる方も多いのは
かつて日本放送がやっていたイレブンフィッシングで松方英樹さんらの海外ロケのイメージが強いからだろう。
ところがである
黒潮が沿岸を流れる日本は、世界でも有数なかじきの釣り場と言えるのだ。
黒潮が沿岸に寄ってくる、5月くらいから10月くらいまではハイシーズン
関東では、千葉県の突先、野島のすぐ沖でもかじきは釣れるし
関西は、和歌山の突端潮岬沖でも釣れる。
実は沖縄から仙台金華山沖まで各地のカジキ釣り大会も沢山あって、釣果を賑わしているのだ。
しかも3mから5mくらい
重さにすると50kg~はては400kg近い物まで
僕も、130kgから200kgまでのかじきを釣り上げ、そのおしい肉のご相伴にあずかっている。
こんなでかい魚が泳いでい、そのビッグモンスターと細い釣り糸でファイトをするのは、ものすごいことなんだけれど
どうもあのイレブンフィッシングの影響がまだ残っていて、タオルのはちまきを頭に巻いて、どことなくやくざっぽい漁師のイメージがあるのかもしれない
だが、我々のお手本は、あくまでヘミングウエイなのだ
我々にとっては漁ではなく、あくまでビッグゲーム
それは、戦略を立てるところから始まる。
明日からの大会
そのために、まずは一週間かけて様々な情報を取る。
インターネットを通じて、
黒潮
大会期間中の予想天気図
潮の干満
海底地形図
各地の市場の水揚げ情報など
その他いろいろな情報を組み立てて、まずどこにお魚さんがいるのかを探り出す
そして、当日の組み立て
今回は大会なので、スタートフィッシングとストップフィッシングの時間が決められているので、戦略としては潮の干満により魚が活性する時間帯にどこに居るのかが最大の問題となるが、普段はここぞと思う海域の魚の活性する時間までに行くには、何時に出港すれば良いかと計画を練る。
出航前には船の出航前点検はもちろん、釣りに使うリグも準備しなくてはいけないので集合時間が決まる。
現場の海域に着くと
絞り込んだ海域とは言っても海は広い
太陽の向き、空の色、光のかげん、潮色などを判断して、海底から見るお魚さんにアピールできるルアーを選択
と同時に、どういうふうに船を進めて攻めていくか、その日のゲームを組み立てる
走らせながらは、海象の変化はもちろん、潮目、鳥の動き、いわしなどのなぶら跡などの広大な海に残されたわずかなヒントを観察しながら、ゲームをすすめる
ファイト1
おおざっぱに書くと、こんな感じでビッグゲームは勧められます。
さー明日からは大会
携帯から、できるだけ画像などを入れるようにしますね


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