海技免状更新講習


海技免状更新講習先日、小型船舶操縦士の更新に、横浜開講記念館に行ってきました。

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素晴らしい建物、中のステンドグラスも、和洋折衷で、こんなところに住んだら凄いなーと見てました。

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それはさておき講習。
100人くらいいたのかな?そんあいなかったか、でも80人くらいの受講生はいたと思います。
その中で、ここ五年間船に乗っていない人が圧倒的大多数。一年間に数回という方も15%居たかな?毎月乗っている人は僕を含め三人。業者ですね。さらに、平成15年以前に免許とった人が多いのに驚かされました。免許取得は楽になったのに、若年層の取得がないみたい。でも、特定が取れる旧一級取得者も一割。結構驚きでした。
法規は、免許不携帯で運行すると10万以下の罰金。免許なしは100万円以下に六ヶ月以下の懲役。すごいと思ったのは、定員オーバーは50万円以下の罰金のみならず一年以下の懲役だそうです。

事故は多いようです。
ルール、気象、マナーの三つが徹底されていない例が多く、遵守事項として七項目をあげていました。
飲酒はダメだそうです。罰金はないけれど三点減点だから、車よりは全然軽いけど、保険は降りないリスクも。昔は、船に一枚免状があれば誰でも操船できるという認識がありますが、港内、航路内、水上バイクは駄目。危険運転の禁止とは、周りの状況、例えばサーフィンしているところを走ったりしては駄目。救命胴着の着用は水上バイクと、12歳以下はマスト!単独操船とデッキ員もかな?出港前点検は、エンジンのオイル、冷却水、水路情報、気象の四項目をあげていました。そして、適切な見張りの実施。これには、普段僕がクルーに言っている他船を信用しない、死角と注意散漫を挙げてました。あと、事故時の対応、人命救助が最優先と118への通報。落水があった場合の位置掌握、緯度軽度、マリンVHFでの通報、携帯は電波が当てにならなく、落水から12時間が問題だそうです。救命胴衣の着用と体温を下げない工夫がキーポイント。以上の七項目だそうです。

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真面目に聞いているとなかなかためになりました。


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