桟橋から落水


桟橋から落水

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今になって失敗に思わず笑がこみ上げますが、考えるとゾーッとする落水!
今朝、さーて、船のもやいを確認して、とそれぞれのツナを締めたりしていたのですが、なんと縁が一部氷結?していたのか、知らずに足を載せたのか、簡単に足が滑ってそのまま落水!一瞬何が起こったのかわからないまま視野は懐かしい水の中、一瞬心臓が止まったかと思ったくらい何も感じなかったのですが、次に氷の冷たさに全身が感じ、その瞬間大丈夫だと思いました。息継ぎに水面に顔を出した時に始めて落水したんだと理解したくらい思考も停止していました。この訓練も夏にやっていることだったので、そこからは冷静に体力を消耗しないように桟橋のステップのところまで腕だけで桟橋を伝って行きました。たった10mくらいなのですが遠く感じ、指があっというまに石のように。やっとたどり着き写真のステップを慢心の力を込めて引っ張り出しおろして桟橋に登ろうとしたのですが、今度は濡れてしまった防寒着は矯正ギブス!登るがごとく重くなって、やっとよじ登ったと思ったら北風がシミテ凍りました。大げさに聞こえるかもしれないけれどステップのある場所と降ろし方、登り方を知っていたから助かったと思いました。今回は落ち方もよかったんでしょう、けがもせず誰にも見られていなかったので騒ぐことなく独りで対処できたのですが、真冬の落水はヤバイ。僕はサーフィンで慣れているのでまだこの冷たさに備えが体にあったんだと思うけれど、以前に桟橋でショウヨウを足していた30歳の男性が酔っ払っていたのかグラっとして落水、心臓麻痺で亡くなったということがありました。ヒトリで作業というのも、もし落ちる時に何処かを打って骨でも折っていたらこんな場合助けを求めることもできず誰にも発見されないでパニックを起こしてしまったらあの潮の冷たさに10分持つかなと思いました。数日前に雨が降ったあとというのもあるのか、東京湾、湘南の水の冷たさとは圧倒的に違い凍りました。
船、板子一枚地獄の果て、こんなに簡単に味わうとは、、、みなさん気をつけましょう!


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