先日、横浜の赤レンガ奥にある、第三管区保安部の防災センターに行ってきました。
そこでは、マリンジャーナリストを中心に招いてのライジャケ体験会が行われました。
なんといっても、服を着たまま泳ぐとのことで僕に白羽の矢が。というのは鎌倉育ちの僕は、毎年この時期に行われるごんごろ神社の遠泳、由比が浜の西はずれ、坂ノ下という海岸からみこしを漁船に載せて、お供え物を持ち回りで有志30人くらいでまわりについて泳ぎ、岬の向こう側、江ノ島が見える沖まで泳ぐ遠泳にずーっと参加していたので、慣れているからです。
僕のいでたちは船の上できているだろうGパンにTシャツ、その上にご丁寧にトレーナーを着て。プールで泳ぐのはまったく問題ないかのように思っていたのですが、やはり服を着ているのは辛い。でも、余裕だった。
ここのプールは造波プールとなっていて60cmの波高を出してくれる。余裕。
ところがだ、ヘリで救助の際にホバリングする風速25mを出したのだが、これにはまいりました。波にあいまって飛沫がいやおうなく鼻腔に入っきて、むせてしまったのです。それからは大変。リカバリーしようと思うのだが、どうしようもなく、僕は危険を感じて自らプールのへりに移動。
これが海の上だったら、と思うとさすがに背筋が寒くなりました。
次にライジャケを着用して同じような環境を経験しましたが、さすがにライジャケ、まったく余裕。だけど、クルーザーで暑い夏にライジャケをt常時着用するのは・・・抵抗があるんです。でも、いざというときに備えてせめて乗る船の何処にどういうライジャケがあるのかは確認しておいたほうがいいなと、感じ入りました。
この詳細の模様は、次号8月5日売り9月号で