フォートローダデール2・2雑感


フォートローダデール2・2雑感ジェットラグ、としをとったせいか抜け出せずに起きてしまいました。現在3:00am。
そこで、今回のショーの雑感を、2月に行われるマイアミボートショーと比べながら書いて見ます。
まずはこれ、

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ショーダイレクトリーから、BahiaMarの会場を写したものです。おわかりの通り、フローテイングボートショーの規模はすごく、マイアミのコリンズ会場と比べて圧倒的に数多くのボートが展示されています。内容としては、マイアミは各メーカーが資金を投じてニューコンセプトを発表する場が多いのに対して、実物を売るぞ〜と言った感があります。海外のビルダーも出店はしているものの、本国からは来ていないところが多いかなー。全体で6箇所に点在する会場ですが、セーリングは本当に縮小。あるブローカー氏に聞くとこのショー期間中に平均1億円の船が9隻完売する予定とか。彼のコミッションの%を想像するだけでもすんごいです。もーちろんそれだけにセールスマンは各々気合い入ってます。なんといっても世界中から買いにくるのですから。ちなみにさっきのブローカー氏はマイアミでは確か13隻売ったはず。違うブローカー氏は19隻売ったと言っていました。それだけに真剣勝負、買うかどうかわからない日本人がフラっとアポなしで訪れても、相手をしてくれるのは出来ないセールスマンくらいと必然的になってしまいます。

ちょっと待ってよ、よく”彼は一億円プレイヤーだと”耳にしますが、それって一億円の船を売る事ができると言うんではなく、年収がいちおくえんごえってこと?

bahiaMarの会場のトピックスは、200ftオーバーも数隻いますが日本の状況から、ヒ現実的なのでまたの機会に紹介します。100フィートクラスのトピックスは、
Westport130、
トライデッキで5部屋、ということはたった10人のゲストのための船。max27ノット。このクラスはほとんどが5コンパートメントなんです。クルーは大抵5人のバース。つまり、100フィートクラスはたった10人の為に5人でサービスする贅沢な造りなんです。
日本で馴染みのある高級スポーツクルーザーのPersingは108が出展。この大きさで42ノットの爆走。
イタリアのBenettiは
200フィートのあの有名なDaiamonds Foreverを浮かべてます。内装がとんでもなくすごい贅沢なはずです。見たいな〜。というかマイアミでみたっけかなー、あれは007と命名されたferrettiのカスタムラインだったっけ、というくらいジェームスボンドはやはりお金持ちの夢なんすかね。
Mangusta165 はマキシオープン、37ノット、馬鹿ですねー。見たーい!
英国のプリンセスからも131がお目見え。他にもたーくさん見たい船が目白押しです。

テントの展示物もメガヨットに絞った大型テントがあるくらい、富裕層向けの商売は絶頂のようですが、かわって小型艇の展示が多いコンベンションセンターは昨年より縮小しているとか。でも、日本のボートショー規模はあります。マイアミはそれでも各メーカーが気合い入れてましたが、フォートローダデールは其々規模の小さいディーラーが何とか出してますと言った風情でキャンギャルも無し。
面白いのはこだわりの船が多いことでした。例えば17フィートのセンターコンソールなんだけれどカロライナフレアーにダンブルプラットフォム、お約束のパームビーチスタイルのコンソール、木を贅沢にあしらい丁寧に仕上げた船とか、カーボンケブラの船とか、”拘り”に走っている感があります。流行りのカラーはミズイロ、またなんとかブルー、アイスブルーとかいった名前があるんでしょう。

台風接近に伴い撮影もままなりませんでしたが明後日には写真とりまくり、どこまで頑張れるか乞うご期待です。

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