8月1日、逗子マリーナに係留しているこのDavis50を横浜に廻航した。
夕方、オーナーとそのゲストをピックアップするためだ。
出航前点検は抜かりはない。
普段使わない航海灯など夜間航行に必用なものが、あれ?スイッチはどこだっけ?
とか、球切れしている!とか、潮が入っちゃってるとかいうことから
使えないことが多いので、それを確認。
なんせいろんな船に乗っていると、スイッチがどこだっけというのは、
あの辺かな??というアバウトな意識しかなく忘れてしまうのです。
さて、オーナーがゲストを連れて到着。
そのゲストは偶然にも10年ぶりに逢った友達だったという話は、先日、
ぼろぼろに酔っぱらいながらこのブログに載せさせて貰いましたが、
揃ったところで出港。まだ明るい内の横浜港内へ
アンカーリング(錨をうつこと)し、酒の用意、豪華なBBQの用意などを済ませます。
そうしながらも、まわりの船の動向に注意
そうそう、花火大会での怖い話しは、
7月号「パーフェクトボート」誌のシリーズ
「本当にあった海の怖い話し・第17回」で、岩本船長が体験した
「楽しいはずの花火大会で起こった悲劇」と題しておもろい話しを書きましたので、ご参考に!
花火大会前のみなとみらいはこんな様子。アーバンですなー!!
そして暗くなるといよいよ花火の始まりです。
みなとみらいの観覧車の電気が消えたら始まり!!
0.5マイルくらい離れた台船からの打ち上げは迫力満点です。
(今年はいつもとちょっと違う位置のような気がしたが)
携帯についているカメラで撮れちゃうもんですね!
息を止めて撮らないと手ぶれがすごくなってしまうんですが
目の前にアンカーされた船が少し邪魔といえば邪魔ですが
花火に映るそのシルエットがかっこよかったから許せます。
同船している美人さん達もうっとり
船内にはBGMが軽いJAZZを流し、おいしいフルボディーの赤ワイン
オーナーが自ら作ってくれる鉄板焼きは格別!(写真撮るの忘れました)
昔なじみの僕の友達は、あいもかわらず口説きが始まっておりましたが(汗)
そして、美しい花火も終わると、観覧車のイルミネーションが再び点灯されます。
洋上に漂うボート、ヨット、そして屋形船などは我先に走って帰るもの、
ゆっくり錨を抜いてジェントルに帰っていく船、
そしていつまでも余韻を楽しんでいるのか、
はてまた酔っぱらっているのか、そのまんま盛り上がっている船とあります。
我々もナビゲーションライトをオンにして抜錨
夜の真っ暗闇の海はなかなか緊張感があります。
まったく海面に浮遊する流木を元としたゴミは見えないし、
行き交う船の赤と青、そして白のライトを読み分けて
衝突しないように走るからです。
ちょっとぶれてしまいましたが、ベイブリッジの下を行き、
そこから航路をベイサイドマリーナに向けて走ります。
途中、引き波に反応する夜光虫が煌めき、東京湾を行き交う船、
そしてハーバーライトに包まれたナイトクルーズ。
残念ながら★はあんまりよく見えませんでしたが、かなーりロマンチックっす。
ただ、操船をしている我々はかなり必死!
ベイサイドマリーナの職員が、船を出して入港口をサーチライトで
照らしてくれています。
昔この防波堤に夜突っ込んで大破した船が実はたーくさんいるのです。
でも彼らのおかげで迷うことなく入港。
そして無事バースに着岸。
しばらく船で余韻を楽しむ物の、おーっと、終電の時間じゃ!
帰らねば!!と愛妻のもとに帰っていきました。
ちゃんちゃん
逗子から横浜までの廻航の様子は、また改めて
PS:
皆様いろいろと励ましのメールなどありがとうございます!
なんといってもクローズネスト!
船のことのみならず、いろいろと、グフフフ
書いていっちゃおうと思ってます。