Crow’s Nest
この意味、直訳すると”カラスの巣”となりますが、昔の船のマストの高いところにある見張り台などいろいろありますが、僕が付けた意味は昔に読んだ本の影響です。
一説には、港、港には海で働く男達用のバー。あのショージクルーニーがやけにさえない田舎のおっちゃんとなって出演した映画「パーフェクトストーム」の中で、港の中に海の男達がたむろしている飲み屋というか、玉突きもあり酒あり、女もい、ランチも食えるしシーフードも食べられるといった食堂をお覚えでしょうか。そう、ダイアンレインが帰りを待つあのバー。確かあれもクロウズネストと呼ばれていたと思うんだけれど、そうなんです。そのクロウズネストなんです。
なんで船乗り達が集まるバーの名前がカラスの巣なの?とお考えかと思うのですが、それは当時、海の男達が着る雨合羽というか今で言うオイルスキンは、黒いゴム引きでそれがぞろぞろと歩く姿はまるでカラスの群れ、それらが集うところから、クロウズネストという洒落た名前というかあだ名というか隠語というかがついたそうです。
そこでは、海の話し、釣果、魚の話しはもちろん生活、人生相談なども同じ海の男達が酒を飲みながらしていたそうです。
そしてもう一説。17世紀頃のイギリスのお話し。
ロンドンではコーヒーが流行りだし、コーヒーハウスなるものが出きたそうな。かなり高級でもあったらしいが、シティーの中のコーヒーハウスは、ビジネスマンの息抜き、そして商談の場であったそうです。そのビジネスマン達は、黒いマントを着ていたことから、隠語でやはりクロウズネストとも呼ばれていたらしい。そんな、コーヒーハウスの中には場所柄、船主や荷主、船長達が特に集まる店がありその名も、EDWARD LLOYD’S COFEE HOUSE。
そこの主人は仕事のかたわらカウンターの中から来る客の話、悲惨な遭難で大損をしたり、だれがどうやってうまく行ったとかの話しををじっと聞いて、それで有志を募って出資し、万が一遭難して大損してしまったら補償してあげましょうということをやりだしたという。
そうなんす、これが世界最大のロイド保険の始まりなんです。その他に、造船の規格を補償するロイド船級なんてのも造ります。
それにあやかれればな!と。そんな思いでクロウズネストと名付けました。
んで、何故ブログを始めたのか?というと・・・
それは長くなりそうなのでまたの機会に書きましょう!