ボートの購入3 何して遊ぶ?(クルージング編)


ボートの購入3 何して遊ぶ?(クルージング編)シャンパン片手に美女を・・・
なーんてよこしまな正しい使い方?の他に
やはりなんといっても走る別荘としての役割があるでしょう

となると、船内に寝られるスペースがあって(バースと呼びます)、簡単でもレトルト食品くらい調理できるくらいのキッチン(ギャレーと呼びます)、それとシャワー、トイレの個室(ヘッドと呼び、個室のことをコンパートメントと言います)が揃ったボートがまず浮かびます。初心者でも入りやすく一番需要のある船なので、世界中のさまざまなメーカーが制約された大きさにマジックとも言える工夫を凝らして造っています。これにはもちろんエンジンの設置場所、ドライブという推進器の選択もかかわっています。
アメリカの船は小さいものだとガソリンで動くものが多いのですが、それはエンジンが小さくすみ、また燃料費が安いという背景があります。

大きさは24フィートくらいからあるかな。ただ、24フィートというとキャビン内はワンルーム仕様ですが
それぞれの部屋、コンパートメントを持つクラスとなると30フィートオーバーになるでしょう

走りは、日本の荒れた海での対航性能というより
船に泊まって朝海を見て、荒れてなかったら行こうかと言う使い方がベストです
ただ、最近では船のゆれを押さえるジャイロやスタビライザーを備えている贅沢な船も出ています。

さて、遊び・・・
これがまず寄港地が悲しいかな皆の海である日本では少ないのが現状
海外では船でいける桟橋つきのレストランやホテルがたくさんあるのですが

横浜ベイサイドマリーナに船をおいているとして
横浜港のレストラン・タイクーンは有名、レストランのテラスのまん前に船を係留できます。
インターコンチネンタル前のぷかりさん橋も有料で使えます。
以外に知られていないのが、大桟橋脇にある象の鼻という港湾施設が試験運用ですが有料で使え、近隣には昔ながらのレストランなどがあります。
東京湾では、天王洲のT.Yハーバーブリューワリーがありますが、水門の高さが4mくらいだったと思うので屋根つきのボートではちと厳しいかな

マリーナにはレストラン付帯のところが多いので、予約をすれば利用可能というところもあります。
夢の島マリーナ、浦賀のコーチヤとヴェラシス、湘南のシーボニア、葉山マリーナ、逗子マリーナといったところです。

あとは千葉側の保田漁港に、番屋という漁師料理の大衆食堂
そして、三浦半島の突端、三崎はマグロの町、有料ですが係留もできます。

伊豆七島、これが案外船の入れる港が少ないんです。
代表的なのは、大島南部の波浮港、新島の前浜港ですかね

遊び場所は、自分で開拓するしかありません。
でも、それはそれでひとつの楽しみになります。
ひとつヒントを差し上げると、観音崎には京急の素敵なホテルがあります。
岸に上陸する方法、それを試行錯誤、楽しみの一つかもしれません。

普段はマリーナでのんびりして、ちょいと船でレストランに飯を食いに行く
または、食材を積んで近くの平穏な入り江に錨を下ろして、洋上ランチを楽しみ
年に数回、下調べを楽しみながら念入りに準備をして伊豆半島や島にクルージング
たまに釣りをしてみたり、洋上に停泊して泳いだり
錨を下ろせる安全な泊地は意外と多くあります。
風向きが問題なので、それらも自分で開拓という楽しみもあります。
もちろんマリーナでも詳しく教えてくれますが
ただ、天候には敏感になっていないと怖い目にもあうかも

船はいざ自分の船に乗ると、だんだん大きくしていきたい誘惑があります。
それは、大きいものの方が対航性能がよくなるし、より広い空間で楽しみたくなるからです
僕も独身30歳代のころに33フィートの船で遊んでいましたが、その船は2コンパートメント1ヘッドの装備がありそのスタイルのよさ、ハンドリングのしやすさから十分だと思っていました。
これは使い方が逗子マリーナを拠点にしていたのでさほど何処かに行くというよりも、皆でリゾート地である逗子マリーナに集まり、食材を持ち込んでわいわいしているだけで楽しく、はじめてくるゲストのために観光案内程度にしか船を走らせることにしか興味がなかったからですが
それでもキャビンの中で、こんな大きな船があったらあんなことも、こんなこともできるのにと雑誌を見ていました


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