JIBTその3 大会初日


JIBTその3 大会初日釣りの朝は早い。
といっても大会だから比較的のんびりしたものかな?朝0530に起床し0600に船でスタンバイ。手分けして出港準備を整える。一人はエンジンルームに潜りこみ、オイル、冷却水、Vベルトなどの基本確認。2人一組になって竿とリール、ラインのチェック。特にリールはドラッグというすべり止めの圧力をばねばかりで測って調整しなおす。もう一組はその日に流す予定のルアーをチェック。リーダーというラインと針などを確認する。もう一組は大会本部にレジストレーションに行く。開会式も参加してもらう。僕はオーナー艇長と最後の作戦会議。どこをどうやって流すか。太陽の位置、潮の向きなどの情報をもとにしみレーションしておく。0700各艇の無線チェックが始まる。船の無線はマリンVHFと呼ばれているもので、予め指定されたチャンネルで待ちうける。
そしていよいよ出港。舫いを解く。しずしすとスタート海域に進んでいくうちに、しばらくぶりに遭う船、知り合いの船などに寄って行きお互いにエール交換をかわす。
そしてスタートのカウントダウンが無線を通じて行われる。
これは圧巻だ。なんせ100隻もの船、数千万円から億を請えるスポーツフィッシャーマン達が一斉に出港、というかスタートして我先にポイントを目指すのだ。(写真はスタート前の風景)
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アドレナリンが噴き上げる瞬間だ。
我々は昨晩の情報をもとに、まず5マイル先の神子元島周辺のまかじき狙いでファーストマリンの得点を狙う。
走って10分程度か、神子元のあたりは思ったより潮色、温度とも良い。さっそくアタック開始。手順良くなれた手つきのクルーワークでルアーを次々に流す。僕はナビシートから前方の海面をにらみ、潮の行方を追う。飛んでいる鳥たち、流れているごみ、潮目、そして太陽の光の向き、それらを総合的に判断して流していく。
バウ(Davis)
そうやって、海の中のお魚さんがどういうふうに我々のルアーに気付いて食べに着てくれるかを一日中海からの情報をもとに組み立てているのだ。それがビッグゲームといわれる所以。流し
すみません、続きはまた!


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